Logo Sorry, japanese only.....
■Index■Readme■更新履歴■雑記帳■日記■Link


GA8S655FX-L 用ジョイスティックコネクタ製作記


今回購入したマザーボード(GA8S655FX-L)にはIEEE1394ポートやMIDI(ゲーム)出力が付いていますが、 背面ブランケットに出てないので、オプションのケーブル付き背面ブランケットを購入するか、作るかしなくてはなりません。
IEEE1394コネクタが付いているPCケースを買ったので、今回はMIDI(ジョイスティック)ケーブルを作りました。
かなり簡単なので、わざわざWebページに残すこともないと思ったのですが、 信号の割り当てや接続についてはいろいろ調べたので、後々使うことを考慮して残しておきます。

私は別にゲーマーではないので、ジョイスティックが必要だからこんなものを作るわけではありません。 ジョイスティックポートを使ってMIDI機器に接続したかっただけなので、ジョイスティックとして機能する配線は施していません。 15ピンコネクタですが、MIDI機器に接続するだけですと4本接続するだけでOKなので、ケーブルは4本のみです。 ジョイスティックとして使う場合はほとんど全てのピンを接続する必要があるので注意して下さい。

ただし、このコネクタはパソコンやMIDI機器に接続して使うため、パソコンやMIDI機器を壊してしまう可能性があります。 これを見て真似される方は「自己責任」でお願い致します。


●動作環境


最近の(2003年11月現在)マザーボードは、ジョイスティックポートが付いていないのが主流のようで、 ジョイスティックポートの付いているマザーボードを探すと、選択肢が限られてしまいます。
「絶対に必要だ」というわけではなかったので、オプションで付けることのできるマザーボードにしました。 自分で作れなかったらそれまでであきらめるつもりでした。

いまどきのジョイスティックやMIDI機器のインターフェイスはUSBが主流なのでしょうね。


●回路構成

Mother→JoyStick マザーボードの取扱説明書と、ジョイスティックポートのピンアサインを見比べて、 どこを接続するか少し悩みましたが、ジョイスティックと関係ない信号が2本あります。

答えはいたって簡単、MIDIの入力と出力です。あとはグラウンドと電源を繋ぐだけです。

しかも私の場合、直接MIDI機器に繋ぐわけではなく、ジョイスティック→MIDI変換ケーブルを使うので、 回路は簡単になります。



Blanket バックパネルに取り付けるブランケットは、ハードオフから買ってきたジャンクのネットワークカード(50円)を使いました。 古い10base5のネットワークカードなので、D-sub15ピンコネクタが同じなのです。
でも今回は、パネルだけを使ってコネクタは新品にしました。
(画像クリックで拡大)



●パソコン側の設定

パソコン側には設定というほどの設定は必要ありません。 「コントロールパネル」の「サウンドとオーディオデバイスのプロパティ」を開き、「オーディオ」タブの 「MIDI 音楽の再生」デバイスを「MPU-401」に変更するだけです。



●MIDI専用ポート

私の場合、ジョイスティック→MIDI変換ケーブルを持っていたので簡単に済ませましたが、 マザーボードから変換ケーブルを介さないで直接MIDI機器に繋ぐなら、回路はこうです。


Mother→MIDI

はっきりいってこの方がスマートで私的には好きなのです。 ジョイスティックの使えないジョイスティックポートなんて・・・。
いずれ機会があったらこちらも作ろうと思います。なんせ市販のジョイスティック→MIDI変換ケーブルでは 長さがちょっと短く、機器のレイアウトが限定されてしまうのです。



back

Copyright (C) 2002 Watanabe all rights reserved.
トップページへ 作者へのメッセージ