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自作パソコンセットアップメモ


WindowsのインストールはLinuxに比べると非常に簡単で、「そらでインストールできる」 と思っていました。ちなみに、Linuxのインストールや設定はとても覚えきれるものではなく、 「インストールノート」なるものを作って事細かにメモしています。
しかし、今度のWindowsPCは、ちょっとした設定の違いや、セットアップの順序が違っただけで不具合が発生し、 Linuxよりもタチの悪いインストール作業となってしまいました。
約半月にわたる試行錯誤の末、最適と思われるセットアップ手順を見つけ出したので、 次回再セットアップにはスムーズに復旧できるように記録を残しておくことにしました。

特に PowerVCR が気ムズカシイしいようで、インストールのしかたによっては起動しなくなってしまいます。 HyperSleddingがよくないとの噂も聞こえますが、イマイチ原因がよくわからないので、 うまくいった手順をそのままトレースすることで回避するしかありません。

しかし、これを見て真似される方は「自己責任」 でお願い致します。


●環境



●準備

◆ドライバ&パッチダウンロード

◆シリアルATAドライバディスク

シリアルATAのドライブをブートドライブにするためには、Windowsのインストール時に、 シリアルATAのドライバを読み込ませなくてはなりません。マニュアルにはそんな記述がなかったので迷いましたが、 ネット上ではFAQのようです。

インストールの前に、あらかじめドライバディスクを作らなければならないので、 「初めの1台だったらどうするんだろう?」「フロッピーディスクのないパソコンは?」という疑問が生じます。 私の場合はなんとでもなるからいいのですが、これはあまり親切ではないですね。
マザーボード付属CD(ここでは仮にD:\とします)から D:\Chipset\Sis\sis180\diskimage フォルダのファイルをフロッピーディスクにコピーするだけです。





●初期設定

◆機器構成

従来のIDEドライブに加えて、高速10000rpmのSerialATAドライブを付けました。 容量が少なく、ランダムアクセスが速いタイプなのでブートドライブにします。 ビデオカードはローエンドタイプのGeForceFX5200です。PCIスロットにはビデオキャプチャーカードのみ、 スロットを3つ空けて設置します。

  • IDE PrimaryMaster : Maxtor 6L040L2
  • IDE PrimarySlave : Seagate ST340810
  • IDE SecondaryMaster : Pioneer DVR-A06-J
  • SerialATA Port1 : WesternDigtal WD360GD
  • AGP Port : Aopen WhiteMonroe FX5200-DV128(W)
  • PCI Slot4 : Aopen VA1000Plus

◆BIOS設定

トラブルを防ぐために、セットアップの時だけ必要な設定もあります。 まず、IDEのハードディスクは取り外すか、BIOSで無効にしておきます。また、Pentium4のHyperSleddingも無効にしてからセットアップします。 試行錯誤していた時はビデオキャプチャーカードを外してセットアップしていましたが、どうやら挿したままでも大丈夫なようです。

  • BOOT Order
    First : FDD
    Second : CD
    Third : SCSI(SATAはなぜかSCSI扱い)
  • SerialATA : [Enable]
  • IDE 0 : [Disable](セットアップが終わったら戻す)
  • IDE 1 : [Enable]
  • HyperSledding : [Disable]




●セットアップ手順

1.WindowsXPインストール

シリアルATAのドライブを起動ドライブにするので、それなりの手順を踏まなくてはなりません。

  • WindowsXPのCDを入れてPCを起動
  • セットアッププログラムをロードする画面(青い画面)で下段メッセージ欄に
    ”Please F6 if you need install ....”とメッセージがでている間(5秒間)にF6キーを押す。
  • しばらくすると下段メッセージ欄に
    ”S=Specify Additionall ....”とメッセージがでて止まるのでSキーを押す。
  • 次に
    ”Please insart the ....
    into Drive A: ....”
    というメッセージが出るのでドライバディスクをFDDドライブに入れてEnterキーを押す。
  • インストールするOSを聞いてくるので、
    ”WinXP SiS Raid/IDE Controllar”を選んでEnterキーを押す。
  • 下段メッセージ欄
    ”S=Specify Additionall ....”に戻るのでEnterキーを押して次に進む。
  • ドライブのフォーマットを行なう画面になったら、フォーマットは通常フォーマットを選ぶと、 かなり長い時間(推定100時間以上)かかるという話(ネット上では有名な話)なので、 (クイック)を選ぶ。
  • SerialATAのドライバが「ロゴテストに合格していない云々・・・」というメッセージが2回ほど出るが、 「はい」をクリック。
  • セットアップ中にネットワークの設定も済ましてしまう。


2.ドライバ、ソフトインストール

Windowsのインストールが終わったら、スグにマザーボードのドライバインストールを始めます。

  1. マザーボード付属CDには「XpressInstall」という自動ドライバインストールツールがあるので、 これを使って自動的にインストールするが、
    ”Realtek AC97 Audio Driver”のチェックを外してインストールする。
  2. PowerVCRをインストール(CD-ROMから通常にインストール)
  3. ディスプレイの解像度が低いので1024×768くらいにしてから
    「コントロールパネル」の「ハードウェアの追加」を起動し、
    「マルチメディアビデオコントローラ」を選んでドライバを追加。
    このとき、付属のCDでもいいと思いますが、今回はダウンロードしてきたドライバ”va1000plus_v131.exe”を展開して使う。
    「一覧または特定の場所から・・・」「次の場所を含める・・・」等を経てインストールする。
    すると連鎖的に他のデバイスも見つかるので、言われたとおりにインストールしていく。
    なぜか「マルチメディアコントローラ」は連鎖的に見つからない(マザーボードのサウンドドライバを入れていないからかも) ので、これもウィザードで追加して、
    • VA1000 Lite/Plus WDM VideoCapture
    • VA1000 Lite/Plus WDM AudioCapture
    • VA1000 Lite/Plus WDM TcTuner
    • VA1000 Lite/Plus WDM Crossbar
    計4つのドライバーをインストールする。
  4. PowerVCRのアップデートパッチ。
  5. マザーボード付属CD-ROMを起動して
    ”Realtek AC97 Audio Driver”をインストール。
  6. ビデオカードのドライバインストール。
  7. WindowsUpdate(2003年12月5日現在)
    • SP1
    • 重要な更新
    • ドライバ
    • WindowsXP(適当な項目を選択)
  8. 再起動して BIOS 画面から → IDE 0 : [Enable] に直す。


3.アプリケーションインストール

ここまで来たらあとは普通にソフトをインストールしてもかまわないと思いまが、 一応、やったことを記述しておきます。

  • 「MyDVD、ShowBiz」MyDVDは無償バージョンアップが出来るので、インストール後にバージョンアップ。
  • 「RecordNow DX」
  • 「WinDVD」
  • 「SingerSongWriterLite」
    インストール前にアップデートパッチ”lite2000.exe”を実行。メッセージに従ってSingerSongWriterLiteの CD-ROMを挿入。
  • 「その他Freeware」エディタやメーラー、FTPクライアントなどをインストール。
    ただし、圧縮&解凍ソフトはもっと前にインストールした。
  • 「プリンタドライバ&ユーティリティー」
    MJ830Cは追加ウィザードでWindowsのドライバを使用する。
    PM720Cはダウンロードしたファイル”p72z52b.exe”を実行。
    PhotoQuickerは”pq342w.exe”を実行。




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