Sorry, japanese only.....
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ここにある情報は、雑誌や書籍、ネットや人づてで集めた情報を(私にとって)わかりやすいように まとめたものです。なるべく間違いの無いように書いたつもりですが、これを参考にされる方は、 他の情報とあわせて間違いのないことを確認したうえで参考にして下さい。また、 基本的にこの情報は私個人が必要と思われる部分を書き出したものなので、独断と偏見に満ちています。
まだ未完成ですが、順次更新していきます。
m(_"_)m ペコリ
『ダイアトニックコードは、スケールの音を1つおきに3つ重ねて出来る和音』です。
例えば、キーがCのメジャースケールは、Cから始まるドレミファソラシドです。
メジャースケールを一番低いCからC、E、Gと1つおきに3つ重ねると、 コード「C」になります。(アイオニアンモード)
キーに依存しない DegreeName では Iメジャーです。
メジャースケールを下から2番目のDからD、F、Aと1つおきに3つ重ねると、 コード「Dm」になります。(ドリアンモード)
キーに依存しない DegreeName では IIマイナーです。
メジャースケールを下から3番目のEからE、G、Bと1つおきに3つ重ねると、 コード「Em」になります。(フリージアンモード)
キーに依存しない DegreeName では IIIマイナーです。
同じように、キーがCのマイナースケールから出来るダイアトニックコードは次のようになります。
マイナースケールを一番低いCからC、Eb、Gと1つおきに3つ重ねると、 コード「Cm」になります。
マイナースケールを下から2番目のDからD、F、Abと1つおきに3つ重ねると、 コード「Dmb5」になります。
マイナースケールを下から3番目のEからEb、G、Bbと1つおきに3つ重ねると、 コード「Eb」になります。
コードは、自然倍音列から作られており、おおもとになる音を1倍音とします。 そうすると、2倍音が1倍音の1オクターブ高い音になりますから、これを根音として、 3倍音、4倍音、5倍音、6倍音・・・と重ねていきます。
例えば周波数が196Hzの音はGの音で、この音を1倍音としてコードを作れば、
倍音 |
1倍音 |
2倍音 |
3倍音 |
4倍音 |
5倍音 |
6倍音 |
7倍音 |
周波数 |
196Hz |
392Hz |
587Hz |
784Hz |
988Hz |
1174Hz |
1396Hz |
音名 |
G |
G |
D |
G |
B |
D |
F |
ということになります。
(表中の周波数は、12平均律に換算したので、正確な倍数ではありません。 正確な倍音−即ち純正調で鳴らした場合、非常に綺麗な和音になるらしいのですが、 私の持っている楽器は全て平均律楽器なのでこちらに合わせました)
音階 | C2 | C1 | C | c | c1 | c2 | c3 |
C | 16.352 | 32.703 | 65.406 | 130.81 | 261.63 | 523.25 | 1046.5 |
C# | 17.324 | 34.648 | 69.296 | 138.59 | 277.18 | 554.37 | 1108.7 |
D | 18.354 | 36.708 | 73.416 | 146.83 | 293.66 | 587.33 | 1174.7 |
D# | 19.445 | 38.891 | 77.782 | 155.56 | 311.13 | 622.25 | 1244.5 |
E | 20.602 | 41.203 | 82.407 | 164.81 | 329.63 | 659.26 | 1318.5 |
F | 21.827 | 43.654 | 87.307 | 174.61 | 349.23 | 698.46 | 1396.9 |
F# | 23.125 | 46.249 | 92.499 | 185.00 | 369.99 | 739.99 | 1480.0 |
G | 24.500 | 48.999 | 97.999 | 196.00 | 392.00 | 783.99 | 1568.0 |
G# | 25.957 | 51.913 | 103.83 | 207.65 | 415.30 | 830.61 | 1661.2 |
A | 27.500 | 55.000 | 110.00 | 220.00 | 440.00 | 880.00 | 1760.0 |
A# | 29.135 | 58.270 | 116.54 | 233.08 | 466.16 | 932.33 | 1864.7 |
B | 30.868 | 61.735 | 123.47 | 246.94 | 493.88 | 987.77 | 1975.5 |
この2倍音〜6倍音までを同時に鳴らすと「G」というコードになります。
そしてさらに7倍音を加えて鳴らすと、非常に不安定な響きになります。
(コードとしては、7倍音を加える場合、6倍音は理由があって省略しますが、 その理由はまた次の機会に説明します)
これを、セブンスコードと言います。
セブンスコードの不安定な響きを分析すると、5倍音と7倍音の間にある、 増4度あるいは減5度の音程のせいだと考えられます。 この増4度あるいは減5度の音程がなぜ不安定に聞こえるかというのは、人間の感覚の問題ですから理屈なんてありません。 音楽理論なんてもともと「カッコよく聞こえる」とか「癒される」音の並びを分析した結果を理論的にまとめたものなので、 音を聞いてみて「そういうものなんだ」と納得するしかありません。
トライトーンは、それぞれ5倍音が半音上がり、7倍音が半音下がることによって非常に落ち着いた響きになります。 この動きを「トライトーンの解決」と言い、この動きによって得られる感覚を「終止感」と言います。 この場合、コードCに進行することによって終止感が得られます。
「終止感」の得られる進行はG7−>Cだけとは限りません。 同じようにトライトーンの解決があるDb7−>Cも終止感が得られます。 譜面ではなめらかに移行するようにしたいので展開形にしてあります。
曲の中では、文章に例えると文節にあたる小単位があります。 そのほとんどは、安定した響きに始まり、一旦不安定な響きに移行してから終止感を得て終わるという ひとつの流れを構成します。具体的には右のような形になります。 ピアノで弾くとお辞儀の合図として有名なコード進行になります。
このようなコード進行の最小単位を「ケーデンス」と言います。
実際の曲の中では、基本ばかりでなくいろんなコードが使われ、その動きの中に曲の雰囲気が表れます。 コード進行だけでオリジナリティ溢れる曲もありますが、その根底にはやはり基本となるコード進行が存在します。 そして、そこに使われるコードは3つの基本的なコードがあって「主要3和音」とかスリーファンクショナルコード、 略して「スリーコード」と言います。 世の中には、この主要3和音のみで構成されたものもあり、音楽理論はこの主要3和音を外しては語れません。
曲の中心となるコードです。曲のキーと同じで、たいていの曲はこのトニックコードで始まり、 トニックコードで終わります。このコードの雰囲気は「安定」です。また、 次に続くコードに対するモーションは特に限定しません。つまりノンダイアトニックコードを含め、 トニックコードからはいかなるコードにも進行できます。
トニックコードに次いで重要なコードで、曲の流れの中では「不安定」な雰囲気を持つコードです。 一般的にこのコードには7thを付加してトライトーンを作り、トニックコードに進行することで 強い終止感を得ます。この「終止感を得る」ことこそ、調性音楽の根元であると言っても過言ではないでしょう。
「サブ」ですから、ドミナントコードの代わりに使うことができますが、 ドミナントコード程の「不安定」さはありません。 サブドミナント−>トニックといったコード進行では、穏やかな終止感となります。 サブドミナントコードからは比較的自由に他のコードに進行できますが、 一般的にはドミナントコードに進行することが多いようです。
ダイアトニックコードには主要3和音の他に4つの和音があり、 曲の中ではそれぞれ独自の機能を持ちます。 コード名ではキーによって変わるので、キーによらない「機能」を表す記号があります。
サブドミナントと同じ効果のある和音です。 サブドミナントと同じく主音の進行を助け、主音を吸収しやすい性質にあり、 IVの代理となるコードです。
IIImを4和音のIIIm7にすると、3和音のドミナントコードの構成音を含むことになりますが、 Imaj7に9thを加えて4和音とした場合、ルートを省略するとIIIm7になります。 したがって機能的にはトニックということになります。
トニックと同じ効果のあるコードです。 トニックに比べると効果は多少薄いのですが、安定感があってサブドミナントに吸収されやすい性質にあります。 4和音のVIm7の第一転回形はI6となり、トニックの代理となります。しかし、IIImを含め、 トニックの代理コードは曲の終わりには使用しません。
V7にテンションの9thを加え、ルートを省略すると、VIIm7-5になり、 V7と同じトライトーンを含むためドミナントとして機能します。 しかし、マイナードミナントモーションでのIII7に移行することが多く、 一般的なドミナントコードとは言い難いものがあります。
和音の進行の基礎になる4度進行を並べていったものです。12回で元に戻るので図に描けば 円になります。4度進行は5度下に進行することと同じですから、一般にはこの円を五度圏と呼びます。
五度圏をもとに各キーのダイアトニックコードを表にしてみました。
五度圏すら暗記できない私は、この表を見ながらコード進行を組み立てます。
調号(key) |
I |
IIm |
IIIm |
IV |
V(7) |
VIm |
VIImb5 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
無(C) |
C |
Dm |
Em |
F |
G(7) |
Am |
Bmb5 |
#1(G) |
G |
Am |
Bm |
C |
D(7) |
Em |
F#mb5 |
#2(D) |
D |
Em |
F#m |
G |
A(7) |
Bm |
C#mb5 |
#3(A) |
A |
Bm |
C#m |
D |
E(7) |
F#m |
G#mb5 |
#4(E) |
E |
F#m |
G#m |
A |
B(7) |
C#m |
D#mb5 |
#5(B) |
B |
C#m |
D#m |
E |
F#(7) |
G#m |
A#mb5 |
#6(F#) |
F# |
G#m |
A#m |
B |
C#(7) |
D#m |
Fmb5 |
b6(Gb) |
Gb |
Abm |
Bbm |
B |
Db(7) |
Ebm |
Fmb5 |
b5(Db) |
Db |
Ebm |
Fm |
Gb |
Ab(7) |
Bbm |
Cmb5 |
b4(Ab) |
Ab |
Bbm |
Cm |
Db |
Eb(7) |
Fm |
Gmb5 |
b3(Eb) |
Eb |
Fm |
Gm |
Ab |
Bb(7) |
Cm |
Dmb5 |
b2(Bb) |
Bb |
Cm |
Dm |
Eb |
F(7) |
Gm |
Amb5 |
b1(F) |
F |
Gm |
Am |
B |
C(7) |
Dm |
Emb5 |
調号(key) |
Im |
IImb5 |
bIII |
IVm |
V(7) |
bVI |
bVII |
---|---|---|---|---|---|---|---|
無(Am) |
Am |
Bmb5 |
C |
Dm |
E(7) |
F |
G |
#1(Em) |
Em |
F#mb5 |
G |
Am |
B(7) |
C |
D |
#2(Bm) |
Bm |
C#mb5 |
D |
Em |
F#(7) |
G |
A |
#3(F#m) |
F#m |
G#mb5 |
A |
Bm |
C#(7) |
D |
E |
#4(C#m) |
C#m |
D#mb5 |
E |
F#m |
G#(7) |
A |
B |
#5(G#m) |
G#m |
A#mb5 |
B |
C#m |
D#(7) |
E |
F# |
#6(D#m) |
D#m |
Fmb5 |
F# |
G#m |
A#(7) |
B |
C# |
b6(Ebm) |
Ebm |
Fmb5 |
Gb |
Abm |
Bb(7) |
B |
Db |
b5(Bbm) |
Bbm |
Cmb5 |
Db |
Ebm |
F(7) |
Gb |
Ab |
b4(Fm) |
Fm |
Gmb5 |
Ab |
Bbm |
C(7) |
Db |
Eb |
b3(Cm) |
Cm |
Dmb5 |
Eb |
Fm |
G(7) |
Ab |
Bb |
b2(Gm) |
Gm |
Amb5 |
Bb |
Cm |
D(7) |
Eb |
F |
b1(Dm) |
Dm |
Emb5 |
F |
Gm |
A(7) |
Bb |
C |
ギターを弾く場合、利き腕で弦を弾き、利き腕と反対の手でフレットを押さえます。 初めてギターを弾いたとき「利き腕でフレットを押さえた方が弾きやすいのに」と思ったものです。 しかし、ある程度弾けるようになってくると、ピッキングがいかに大事でかつ難しいのかがわかってきました。
私が高校生のとき、「Purple Expless」というラジオ番組で「手首を使ったピッキング」 というのを知って以来、必死に練習してやっとのことで「手首を使ったピッキング」を習得しました。
「Purple Expless」からは、かなりの影響を受けましたが、 ハッキリ言ってラジオではイメージが伝わらないため、どうすればいいかわかりませんでした。 そのため、モノにするまで4年もかかってしまいましたが、原理がわかればそんなに時間がかかるものではないと思います。 ここでは、音声だけでは伝わらなかった「動き」も交えて「手首を使ったピッキング」について説明します。
ギターのビブラートは、クラシックギターと、ロックギターでやり方が違います。 ここでは、ロックギターのビブラートについて説明します。